りゅうじ、中国アモイに行く

5年ほど前、知人に会いに中国福建省アモイという所に行ったのですね。

中国でもかなり南に位置した島で、対岸はすぐ台湾という地理。

街は中国でも有数の風光明媚でハイソな街。

とにかくビルがばんばん、日照権や建築法なんてどこ吹く風な密集度。

しかし街中はほんとうに異国情緒たっぷりでどこ見ても心が満たされるなんともいえない街風景。

夜はネオンがエコってなに?ってばかりにきらめき、夜もとてもアジアンな夜を味わえる。

食べ物は刀削麺に始まり水餃子やおかゆ、お総菜屋が立ち並び、臭豆腐のきっつい匂いが

路地を埋め尽くしアジアさいこーとやけっぱちに言いたくなる。

臭豆腐は食べなかったけど、街の小さな屋台的な店はどれを食べてもハズレは無かった。さすが中国。

 

一人で街をぶらつく時間が多くて、まぁ言葉なんかまったくわからないからどこの店もかならずあるメニュー看板を指で指してこれこれと言う感じ。

「にーはおー」と入っていき、食べたいものを指で指し、書いてあるお金をはらい、「しぇーしぇー」と言って帰る。

それだけ。

言葉なんかかんけーないね、って矢沢思ったね。

ほんとうにみんな親切。

 

なんとなくだけど、年齢が高い人ほどどこか疎外感を感じたのは気のせいか、色々な歴史の問題か…。

でも若者は本当に親切だった。優しかった。

洗脳させる為のテレビのニュースは本当に信じない方が良い。

実際にその地に自分の足で立ってみないとわからない事は沢山ある。

いやそうしないとほとんどわからないと思う。

 

もとい。

そして、アモイ自体も島なのですが、その湾内にコロンス島というピアノの島と呼ばれる

とても奇麗な街のある小さな島があります。

島の中は複雑に小さな路地がはりめぐされ、エンジン付きの車が禁止なのでとても静か。

その路地はどこをみても映画の世界のような美しさ。

戦時中は西洋人が沢山住んでいたようで建物は西洋風な趣のある建物で日本のような既製品の集まりのような

建物は一軒もなく、どれも古く味のある建物ばかり。朽ち果てそうな建物も奇麗に人が住み使われていました。

島の中央には日光岩というばかでかい一枚岩が鎮座しており、登ると対岸にアモイの近代的な建物群と島の

オレンジに統一された奇麗な建物が一面に見え、とても壮観。

ほんとうにここに住みたいと思った。

 

中国は内地に行くほど多分中国度上がると思うし、多分日本人には色々な意味できついと思う。

比べてアモイは便利で奇麗で汚い印象の中国とは思えないくらい居心地が良い。

まちも奇麗で楽しいし美味しい。

ファースト中国には最適な場所だと思う。

 

また必ず行こうと思う。