ヴィパッサナー瞑想合宿行って来ます。

今週末より10日間の「ヴィパッサナー瞑想」の合宿に行ってきます。

以下長くて乱文ですので興味のある人は読んでみて下さい。


レースをやめてイラストレーターを目指そうとしていた20代も終わり頃。

インドの絵を描こうと思ったのと、当時の友人女子にあなたはインドに行ってその性格を治して来なさい。と言われ、「そうなの治るんだ?!」とやけに納得し、フィルムの一眼レフを買って初海外で、しかも個人旅行。

色んなインド経験者に体験記を聞いて自分なりにプランを立ててエアインディアで旅立った。


初日だけは日本からホテルを予約しなさいとHISで宿を取ってもらったらこれが高い!

でも日本語がしゃべれるガイドさん付きで空港に迎えに来てもらい、インド旅行でみんなが最初のハードルという空港降り口。


沢山の日本人がここで知らないタクシーに乗り法外なツアー料金を吹っかけられる最初の難関。

ので僕は親切なガイドさんにホテルに連れて行ってもらいなんなくクリア。

そして「インドこりゃまあ大変!死にものぐるい初海外がインドなの?」が始まりました。


相当端折りますが、とにかくインドの水は一瞬でヘル、あっというまに下痢地獄です。

ニューデリーからバラナシまでの15時間の列車旅、別れ際にガイドさんが屋台の水ばっしゃばしゃなウリを買ってくれた。

うめーうめーと調子に乗って完食し、一時間もするとインド恒例の下痢地獄。

あまりに勢い良く…(食事中の方すみませぬ)体内の水分が一つの穴から吹き出し、体も浮く勢い。

こりゃサイババに会わなくても空中浮遊できるっちゅーの!(語尾が古いのは当時の臨場感で)


インドで一番思い出に残ったのは、写真が撮りたく観光地ばかり巡っていたので、インド人の姑息さとしぶとさと図々しさとここ〜ろづよ〜さと〜♫と唄いたくなるくらいかなり辟易していた、そしてタージマハルも望めるアグラ2日目のこと。

泊まっていた宿の階下がやけに騒がしいと覗きに行くとなんとインド人の結婚式が行われるという事。

その時だいぶ熱を出しうーうー言っていたけど、そんなこといってらんねーと一眼もって侵入レポ。

侵入なんて生易しいものではなく、入ったとたんあれ喰えこれ飲めの大おもてなしされ大会。

東京オリンピックよりもずいぶん早く、しかも外人さんにお・も・て・な・さ・れ!

おもてなされ!

日本人があっけにとられるおもてなしを受け右往左往とインド人が次から次へとからんでくる。

終止マンマークで接待してくれたずーーーーっと「ジギジギ」言ってた8枚目の写真の兄ちゃん。

ジギジギとは知る人ぞ知る、インドの最も卑猥な言葉の表現。

まぁとにかくテレビだったらピーピー何言ってんのかわからないくらい。

でもほんとうにとても楽しく嬉しくみんなに暖かくもてなしてもらって、旅の疲れもふっとんだ。これがなければ殺伐とした疲れるだけの旅になったかもしれないくらいの旅のハイライト。まあぁその後もハイライトばかりだけど…。

そしてインドの花嫁さんのうつくしいのなんのって。

と、旅の一部。


そしてインドに行ったからというわけではないけど、

インドには仏陀が悟りを開く為に編み出したヴィパッサナー瞑想という

瞑想法があるのです。

僕はもう10年以上鬱状態から抜けられず、日々自分の思い癖を治すために

カウンセリングを受け、心理学を学び、日々自分の心の仕組みを読み解く努力を何年も過ごしてきました。


信頼できる菅波さんというカンセラーさんとも出会え、沢山の心の対処法を手に入れ、当初より信じられないくらい心もすこやかになり、今は友達にもアドバイスしたり。

それでも今ひとつこの鬱状態から抜けられずにもんもんとしてる日々の心に、「悩みのある人がヴィパッサナーの瞑想法を知っていたらどれだけ楽に生きれるか」と菅波さんのブログをきっかけにヴィパッサナ?!と思い、運が良いのか悪いのかたまたまレギュラー仕事が一つ突然死し、たまたまヴィパッサナーコースのスケジュールが出産前の最後の日程に間に合い、たまたま嫁さんもヴィッパサナに関心をもっており、この優柔不断が靴履いているような人間が即断で申し込む。


ヴィッパサナーは10日間誰とも喋らず、厳しい起立の中一日中瞑想をする合宿。

心の潜在意識のなかに溜め込んだ自分の自我がもうとてつもない勢いで吹き出してくるらしい。

人間に一番必要なのは自分の感情を知る事。

自分の中で何が起こっているのか自分自身が深く知る事がそれが幸せに生きる一番確かな方法。

と菅波さんから教わり、心理カウンセリングの基本のワークのフォーカシングを教わり、自分の胸で起こっているエネルギーを感知することを体験する。


(菅波さんのカウンセリングはとっても暖かく優しく、そして人生が変わるような価値観を沢山教えてくれる

とても信頼できるカウンセラーさん。そしてブログは菅波さんが持っている知識を誰にも惜しまず公開します。と宣言しており、どんな心理学の本より僕は得るものが多いと思ってます。大抵のカウンセラーさんのブログは対面カウンセリングへいざなう導入のような役目だけど、菅波さんのブログはとっても濃くわかりやすい記事が沢山)


その胸(主に)で起こっているエネルギーこそ人間の感情で、他人中心に生きる人が陥る、他人のせいにする、他人に幸せにしてもらおうとする。というもっとも大きい生きづらさの原因。

しかし他人がしてくれない、親がしてくれない、パートナーがしてくれない、けどそれは自分で自分にしてあげればいい、自分の感情は自分に一番幸せにしてもらいたい、自分に一番気持ちを聞いてもらいたい、と自分で自分を幸せにする、それを一番自分の感情は求めているんですよ。と。


ヴィパッサナーは自分を観察する。というのが一番の目的。

自分を知るという上でこの瞑想が最大の自分とのコミュニケーションなのではないかととっても楽しみ。

ということで今週末から合宿に行ってきます。

途中で挫折しませんように。

ではでは。


また最後ざつだな。


日本ヴィパッサナー協会

http://www.jp.dhamma.org/940.html?&L=12

ヴィッパサナー指導者、ゴエンカ氏の講演「生きる技 − ヴィパッサナー瞑想法」

http://www.jp.dhamma.org/1165.html?&L=12

ヴィパッサナー瞑想 ー 瞑想法の紹介とコース中の規律

http://www.jp.dhamma.org/index.php?id=1166&L=12

カウンセラー菅波亮介さんブログ

「菅波亮介のエナジー・カウンセリング」

http://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/cat_38333.html